東京アカデミー大宮校
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皆さんこんにちは!東京アカデミー大宮校の公務員担当です。
今回のブログでは、東京都庁Ⅰ類(一般方式)の専門記述対策についてご紹介します。
まず、東京都庁Ⅰ類B(一般方式)の専門試験は他の自治体とは異なり、解答方式が記述式となっています。また、問題が10問出されてそのうち3問選んで答える選択解答制となっており、都庁用の試験対策が必要となります。
出題科目は以下のようになっております(令和6年)。
憲法
行政法
民法
経済学
財政学
政治学
行政学
社会学
会計学
経営学
対策としてまず、出題科目が10科目ですので10科目を完全に勉強することが理想ですが、全ての科目を準備することは非常に難しいです。そのため、大学で専攻した教科や過去問を確認して解けそうな科目などから、科目数を絞って勉強する必要があります。絞った科目数は、勉強にとれる時間などで人によって違いますが、3問選んで答える方式だから3科目しか勉強しないとなると、その絞った科目が高難易度の問題の場合、選択式問題と違い記述式ですと完全に内容を理解していないと記述ができないため、お勧めいたしません。出題科目の問題の難易度は年度によって変わりますので、3科目に絞った勉強はギャンブル要素が高くなってしまいます。
また、各科目についての「論点」というものを覚えていくことが専門記述試験では重要となります。東京都庁Ⅰ類の専門記述では「〇〇について説明せよ」「〇〇について述べよ」という問題が大半となります。この「〇〇について」という論点を多く覚えていくことが対策として挙げられます。過去問は直近の試験を東京都職員採用サイトにて入手でき、東京アカデミーにも過去問がございます。